イーロン・マスク氏が15日、X上でウクライナのゼレンスキー大統領に対し「殺戮は続く…ゼレンスキーは去るべき(Time for Zelensky to go)」と投稿し、戦争の早期終結と大統領の交代を強く求めた。マスク氏の発言は、ゼレンスキー氏がロシアの敗北まで戦争を続ける意向を示し、選挙実施を先送りしているとの指摘を引用したもので、瞬く間に注目を集めた。米国内でも同調する声が上がり、ゼレンスキー氏への資金援助停止を求める意見が相次いでいる。
マスク氏が引用したゼレンスキー氏の立場と「退陣」要求
マスク氏が引用した投稿では、ゼレンスキー氏が「ロシアが敗北するまで戦争を終わらせる意図はない」と説明したと指摘されていた。また、選挙を実施すれば敗北し、過去の大統領らと同様に捜査・起訴される可能性を恐れているとの分析も示されていた。マスク氏はこれに「そして殺戮は続く…ゼレンスキーは去るべき」と応じ、戦争の長期化が人的被害を拡大させているとして、指導者交代の必要性を訴えた。
ゼレンスキー氏の「裏切り」発言と米国の支援疲れ
別の投稿では、ゼレンスキー氏が米国から「裏切られた」と感じているとの発言が取り上げられた。これに対し、米側からは「1750億ドル規模の支援を続けてきたにもかかわらず、戦争を終わらせようとせず権力にしがみつくのは理解できない」との批判が寄せられている。トランプ大統領も以前から「新たなリーダーが必要」との立場を示しており、ゼレンスキー氏が和平の障害になっているとの見方が広がっている。選挙実施を巡っては、戦時下という制約がある一方で、国内の権力維持を優先しているとの指摘も出ている。
資金援助停止を求める声と今後の行方
マスク氏の発言に呼応する形で、「ゼレンスキーへの資金援助を今すぐ停止すべきだ」との投稿が相次いだ。ある投稿では「最初から支払うべきではなかった」との厳しい意見も見られた。米国内の一部では、戦争の長期化が米国の納税者負担を増大させ、和平への意欲が見られない指導者を支え続けることに疑問が呈されている。一方で、戦時下での選挙実施の難しさや、ロシア側の停戦拒否を指摘する反論も存在する。マスク氏の発言が、米欧の対ウクライナ政策にどこまで影響を与えるかが注目される。


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