米共和党下院議員ナンシー・メイス氏(サウスカロライナ州選出)は30日、X(旧Twitter)上で、元国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)所長アンソニー・ファウチ博士を議会に対する虚偽証言の疑いで司法省に起訴するよう正式に呼びかけた。公訴時効が5月11日に切れることを理由に、迅速な対応を求めている。
メイス議員は投稿で次のように述べた。
アンソニー・ファウチは、議会で宣誓の上、世界中で数百万人の命を奪ったパンデミックに関連する研究資金提供について虚偽の証言を行った。私たちは司法省に対し、5月11日の公訴時効切れ前に彼を起訴するよう求める。バイデン前大統領が任期最終日に発出した包括的なオートペン恩赦(2014年以降の不特定犯罪を対象)についても、その有効性に深刻な疑問がある。アメリカ国民は、強制隔離、マスク着用、一部強制ワクチン接種を強いられた背景に何があったのかを知る権利がある
さらに、ファウチ氏の元直属部下であるデイビッド・モレンス元NIAID上級職員がすでに起訴されたことを挙げ、「この問題の誤処理はトップから来ている。捜査もトップから始めるべきだ」と強調した。
Xの投稿には、ファウチ氏の写真に「INVESTIGATE FAUCI MISHANDLINGS OF COVID-19 PANDEMIC FROM THE TOP」(COVID-19パンデミックに関するファウチの誤った対応をトップから調査せよ)と書かれた写真が添付されており、米下院の公式ロゴも入っている。
ファウチ氏は新型コロナウイルス対策の中心人物として知られ、パンデミック初期の研究資金提供や情報開示をめぐり、共和党議員から繰り返し追及を受けてきた。メイス議員は、今回の呼びかけが「アメリカ国民への説明責任」であると位置づけている。記事執筆時点で司法省からの公式コメントは得られていない。

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