今日、8月24日は「薬害根絶の日」(薬害根絶デー)でした。1999年8月24日に厚生省(当時)が薬害エイズの反省を込めて建立した「薬害根絶 誓いの碑」から、ちょうど27年。碑文に刻まれた「サリドマイド、スモン、HIV感染のような悲惨な被害を再び発生させない」という誓いは、果たされているのでしょうか。


薬害根絶デー実行委員会は、毎年この日に厚生労働省前での「薬害根絶の誓い」、厚労省交渉、集会、リレートークを続けてきました。2026年(第27回)も本日、以下の行動が行われました。
- 13:00~13:20 薬害根絶の誓い(厚労省前庭「誓いの碑」前)
- 14:00~16:30 第27回薬害根絶デー集会(日比谷図書文化館大ホール+オンライン)
テーマ:「医療と社会からの疎外―薬害被害者の現状を考える」 - 17:30~18:10 リレートーク(厚労省前)

今年は新型コロナワクチン後遺症患者の会が正式参加し、HPVワクチン被害者とともに「取り残された被害者の声」を直接届けました。
突出した規模──新型コロナワクチン健康被害の数字
薬害とは、単なる副作用を超え、国や企業による危険性情報の隠蔽・軽視によって社会的に広がる健康被害を指します。過去のサリドマイド、スモン、薬害エイズ、薬害肝炎などをはるかに上回る規模として、いま新型コロナワクチンによる健康被害が「大薬害」と呼ばれています。厚生労働省の予防接種健康被害救済制度では、2026年8月時点で
進達受理件数:約1万5,590件
認定件数:9,499件
うち死亡認定:1,078件
に達しています。これは同制度の歴史上、突出した数字です。副反応疑い報告も数万件規模で推移し、審査の長期化や否認・保留が続く中、被害者・遺族は迅速な救済と真相究明を求め続けています。
「誓いの碑」の前で繰り返される言葉は、単なる儀式ではありません。情報提供の不十分さ、リスク説明の欠如、後遺症に苦しむ人々への医療・社会的疎外──過去の薬害と同じ構造が、ここにもあります。薬害根絶は「過去の教訓」ではなく、今を生きる私たちの課題です。被害者の生の声に耳を傾け、医薬品行政の監視を強め、真の再発防止と救済を実現するために。8月24日は、その決意を新たにする日です。


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