大石邦彦アナの発信より
「私ここ最も大事だと思います。今こそ検証が必要ではないかということなんですね。先ほどのデータこれ戻りますかね、静岡の浜松のデータになります。これは情報公開請求をして出されたものなんですね」
「各自治体このデータ持ってます。でも出してないんです。情報公開請求しないと出せないですね。だから各自治体持っているってことは、そのデータを総合して厚労省がまとめて、そして調査することもできるわけですよ」
「これは是非ね、厚労省にこのデータ、これリアルデータですから、これをまとめてですね、本当に重症化予防効果があるのかどうかっていうのを調べて欲しいんですよね」
コロナワクチンの定期摂取の開始とその意義
2024年10月から新型コロナワクチンの定期摂取が始まりました。国がこれを推奨する理由は、秋から冬にかけて感染者が増えることと、ワクチンに重症化予防効果があるとされているからです。今年もインフルエンザと共にコロナの感染者が増えており、医療機関での確認により、感染者数が確かに増えていることが分かっています。
重症化予防効果の議論とデータの提示
ワクチンの重症化予防効果についての議論は分かれています。ここで紹介するのは、静岡県浜松市のデータに基づくグラフです。このグラフは市民からの情報公開請求により作成(作成者:藤川賢治氏)され、名古屋大学名誉教授の小島勢二医師の監修を受けています。グラフでは、縦軸が死亡者数(全死亡者)、横軸が2021年11月から2023年5月の期間を示し、特に70代のデータを見ると、ワクチン接種回数と死亡者数の関係が明確に描かれています。
死亡者数の動向とデータの解釈
グラフから、ワクチンを2回接種した人の死亡者数が特に高く、3回目、4回目の接種でも同様の傾向が見られます。これに対し、未接種者の死亡者数はフラットで、ワクチン接種者に比べて変動が少ないことが示唆されています。このデータに対し、ワクチンが効果がない可能性を指摘する専門家もいます。一方、9割以上の高齢者がワクチンを接種している中、未接種者の数が少ないため、その死亡者数が少なく見えるとする見方もあります。
検証の必要性と今後の動向
名古屋大学の小島勢二名誉教授は、政府が主張する重症化・死亡予防効果に疑問を持ち、現在のデータからそれを検証する必要性を訴えています。各自治体が持つデータを厚生労働省が集積・調査することで、ワクチンの真の効果を評価すべきという意見です。ワクチン摂取から4年が経過する2025年1月、しっかりとした検証が求められている時期です。
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