トランプ関税に怯え、米国に農産物譲歩を急ぐ日本の「思考停止」外交を鈴木宣弘氏が批判。コメや乳製品を交渉の「生贄」にせず、食料自給率向上を目指すべきと強調。過去の日米貿易協定では、牛肉・豚肉で大幅譲歩し、コメの輸入枠拡大も議論された。コメを守ることは「国防の要」。輸入依存の加速は食料安全保障を崩壊させ、国民の命を危険に晒す。独自の国家戦略確立が急務だ。
鈴木宣弘教授「コメ・農業を守るのは国防の一丁目一番地」「わざわざ、急いで訪米して、交渉の優先順位を教えてくれ、つまり、何から差し出せばいいかを聞きに行くとは情けない。まさに、鴨が葱を背負って俺を食べてくれ、と言いに行く鴨葱外交」
人気記事