【速報】米中間選挙、民主党が下院多数派獲得 上院も複数議席を奪取

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2026年11月3日に投開票された米国中間選挙で、民主党が下院の過半数を獲得したと主要メディアが相次いで報じた。NBCニュースなどは、民主党が約248議席前後を確保する見通しと伝え、2022年以来の多数派奪還が確定した。トランプ大統領の第2期政権下で初めて、共和党が上下両院を完全掌握する状況が崩れた形だ。

上院では民主党が接戦州を次々と制している。ノースカロライナ州では元知事のロイ・クーパー氏が、トランプ氏の盟友で共和党全国委員会前委員長のマイケル・ワットリー氏を破り、議席を奪取。サウスカロライナ州でも小児科医のアニー・アンドルーズ氏が、急逝したリンジー・グラハム元上院議員の妹で指名されたダーリーン・グラハム氏を破り、大番狂わせを演じた。同州で民主党が上院議席を獲得するのは1998年以来となる。テキサス州でも民主党のジェームズ・タラリコ氏が勝利を報じられており、現時点で民主党は少なくとも3議席を獲得したと見られる。

選挙前、共和党は下院で218対214前後、上院で53対47の多数を維持していた。民主党は下院で純増3議席、上院で純増4議席を必要としていたが、物価高や関税政策、イラン情勢への対応などへの不満が有権者の投票行動に影響したと分析されている。トランプ大統領の支持率は低迷しており、中間選挙としては異例の低水準だったとの指摘もある。

下院で多数派を握った民主党は、委員会の主導権を獲得し、トランプ政権の政策に対する調査権限を強化する。ハキーム・ジェフリーズ下院少数派院内総務(民主党)が次期議長に就く見通しで、黒人として初の下院議長誕生となる可能性が高い。民主党はメディケイド削減の見直しや関税権限の議会回帰などを重点課題に掲げている。

知事選ではジョージア州で民主党のケイシャ・ランス・ボトムズ氏が当選し、黒人女性として全米初の州知事となる歴史的勝利を挙げた。フロリダ州では共和党のバイロン・ドナルドス氏が当選し、同州初の黒人知事となった。

開票は現在も進行中で、アラスカ州など一部の接戦区では最終結果が出るまでに時間を要する見通しだ。結果が確定次第、トランプ政権後半の政策運営や2028年大統領選に向けた両党の戦略に大きな影響を及ぼすことになる。

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