イーロン・マスク氏は、最近の声明でアメリカの政治的未来に対する懸念を表明し、不法移民の流入が民主党による「永久的な一党支配」をもたらす可能性があると警告した。
マスク氏は、不法移民がアメリカの選挙制度と政治バランスに深刻な影響を及ぼす可能性があると主張している。具体的には、「20万人の不法移民が激戦州に入り、彼らの80%が民主党に投票する可能性がある」と述べ、これが市民権取得につながれば、激戦州が民主党の強固な支持基盤に変わると予測。「そうなれば、アメリカは永久的な一党支配国家、濃い青の社会主義国家になるだろう」と警鐘を鳴らした。
マスク氏は、このシナリオが意図的な「計画」であると示唆し、「彼らはほぼ成功していた」と述べた。特に、カマラ・ハリス前副大統領を「操り人形」と表現し、彼女を背後で操る「機械」がこの計画を推進していると批判。もし民主党がさらに4年間政権を握れば、不法移民の合法化を通じて激戦州を「青い州」に変え、議会（下院・上院）や大統領職、さらには司法を民主党が掌握する可能性があると警告した。
さらに、マスク氏は「基本的にカリフォルニアで起きたことが、アメリカ全体で起こる」と述べ、単一政党による支配が現実となる危険性を強調した。
このような危機感から、マスク氏はドナルド・トランプ前大統領を強く支持した理由を説明。「これが私にとって明らかな分かれ道だった」と述べ、トランプ支持が一党支配を防ぐための選択だったと語った。
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