アフリカ「ホームタウン」騒動を巡り、日本とナイジェリアのハーフ・細川バレンタイン氏が語る!ナイジェリアの現実!「高速道路に落ちてる」「灯油をまいて焼く」「腕ごとナタで」「僕たちが持ってる当たり前は彼らにとっての当たり前じゃない」

社会
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JICAアフリカホームタウンを巡る議論は、日本の外国人受け入れ政策が抱える根深い問題点を浮き彫りにしました。元プロボクサーで日本とナイジェリアのハーフである細川バレンタイン氏は、その生い立ちに基づき、ナイジェリアの過酷な現実と日本社会が直面する課題について、時に衝撃的ながらも本質を突く発言をしたことで注目を集めています。元参議院議員の柳ヶ瀬裕文氏、MCのフィフィ氏も加わった「虎ノ門ニュース」の対談で、感情的ではない「本音の議論」の重要性を訴えかけました。

細川バレンタイン氏が最も力説するのは、自身が体験したナイジェリアの想像を絶する現実です。高速道路に「人の手や人の足が落ちている」といった光景が日常であり、市場でトマトを盗んだ子供が民衆に「タイヤをボンボンボンボンボンってかけていって灯油をまいてそこで焼く」というリンチが行われる現状を告白しています。さらに、カバンを奪う際に「腕ごとナタでスパンって切って」持ち去るような残虐な犯罪が存在すると語り、ボコハラムのようなテログループによる学校からの少女誘拐事件も、現地の治安の劣悪さを象徴する例として挙げられています。

こうした経験から、細川バレンタイン氏は「僕たちが持ってる当たり前は彼らにとっての当たり前じゃない」と、日本とナイジェリアの倫理観やモラルが根本的に異なることを強調しています。ナイジェリアでは政府の「腐敗」が常識であり、警察への「賄賂」が当たり前のように行われる社会であることを説明。仕事への価値観の違いも指摘しています。

細川バレンタイン氏は、ナイジェリア人が「生きていくためにハングリー精神」に溢れ、「ずるくて頭いい、日本語で悪知恵が働ける」と表現し、日本人が持つ「素直さ」や「人を疑わない」性質が悪用される可能性を懸念しています。また、体格の大きいナイジェリア人は「1人でも暴れます」と述べ、単独での危険性も強調しています。こうした現実を知らないJICAの担当者に対して、「多分アフリカのことなめすぎてますよね」と警鐘を鳴らします。

日本の労働力不足に対して安易に外国人労働者に依存する現状にも、細川氏は疑問を呈します。まず日本国内に存在する潜在的な労働力、例えばニート、主婦、高齢者などを最大限に活用すべきだと主張。その上で、安価な労働力を求める日本の姿勢が、結果として質の低い人材しか呼び込めないという現実を厳しく指摘。「安い労働力って、それはそれなりの人しか来ないですよね。なので、本当に日本が欲しいような人たちは絶対来ないんですよ」と語り、むしろ「変な人」が流入するリスクを警告しています。

細川バレンタイン氏は、ナイジェリアのような不安定な国から来た人々が、日本で労働者として受け入れられた後、自国の情勢を理由に「難民申請しよう」とすることで、日本に定住しようとする可能性を指摘しています。「ナイジェリア人が日本に来たら絶対帰りません」と断言し、日本の「優しさ」が悪用され、既存の「クルド問題」のような不法滞在問題がさらに深刻化することを危惧しています。

多文化共生について細川氏は日本が本来の姿を失いかねないという強い懸念を表明しています。外国人受け入れに関して、アフリカは「最後」、ナイジェリアは「もっともっともっと最後」だとまで言い放ち、自身の家族をナイジェリアに「絶対連れていきません」と述べるほど、その治安とリスクを現実的に捉えています。

細川バレンタイン氏は、個別の「いい外国人」の事例に目を向けず、本質的な問題から目を背けようとする現状を厳しく批判し、「ドロドロした本当は言いたくないようなことをもうパッとできないとダメ」と、現実に基づいた率直な議論の必要性を訴え続けています。細川バレンタイン氏自身、ナイジェリア出身者から「なんでお前はそんなに同族のことをヘイトするんだ」と批判されることがありますが、「アフリカも俺の国だけど日本も俺の国なんだと」「日本を俺は壊されたくない」と、日本のために発言を続けていると語っています。

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