X(旧Twitter)で大きな話題を呼んでいる投稿がある。
YouTube登録者160万人超、税理士として人気の菅原由一氏が、「年金が課税対象なのはなぜか」という疑問に正面から答え、強い憤りを示した内容だ。
「分配されてからまた徴収するなんて…」
そもそも論として年金がなぜ課税対象なのか疑問です。ここに憤りを覚えているのは私だけですか?
これに対し、菅原氏は明確にこう答えた。
憤りを感じています。そりゃそうですよ。国民から徴収していてそれを分配する仕組みなのに、分配されてからまたそこから徴収してるんです。年金は非課税でいいでしょ
国民が現役時代に納めた年金保険料は、社会保険料控除により所得から差し引かれ、税金がかかっていない。
年金は老後の生活のためにもらっているので、その時に税金をかけたら意味ない。こういう話に気づいたら、どんどん声を上げた方がいいです。
老後の生活を支えるための年金なんだから、そっから税金を取ったら『本当に支える気あるの?』って思うはず
多くの人が共感「二重課税だ」
この投稿は投稿から1日で1万超のいいね、33万超のビューを記録し、多数のコメントが寄せられた。
- 「元々は自分達のお金。財務省は頭がおかしい」
- 「払った時には控除されて税金かかってないのに、もらった時にまた税金…完全に二重課税」
- 「90歳の母が30年前から『自分で払ってきた年金なのに税金引かれるのおかしい』と言っていた」
- 「宝くじの当選金は非課税なのに、年金は課税されるのはおかしい」
多くの人が「老後を支えるべき年金から税を取るのは理不尽」との声を上げ、制度そのものへの疑問が広がっている。
年金課税の現状と今後の議論
現在、日本では老齢基礎年金・老齢厚生年金などの公的年金(老齢年金)は「雑所得」として課税対象となる。ただし「公的年金等控除」が設けられており、一定額までは税負担が軽減される仕組みだ(障害年金・遺族年金は非課税)。しかし、控除があるからといって「公平だ」と納得する人は少なく、特に「現役時代に税優遇を受けた分を老後にまた取られる」という指摘は根強い。菅原氏の投稿は、こうした「見えにくい不公平感」を多くの国民に再認識させた形だ。
日本を守るためには、現役世代だけでなく、老後を支える人々への負担も公平でなければならない。年金課税をめぐるこの議論が、制度の見直しにつながるきっかけになることを期待したい。
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