総務省、SNS規制を強化。ニコニコ、Amebaブログ、爆サイ、Pinterestを「大規模特定電気通信役務提供者」に指定。言論の自由はどうなる?

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総務省の指定概要と目的

2025年5月30日、総務省は情報流通プラットフォーム対処法に基づき、Pinterest、Amebaブログ、爆サイ.com、ニコニコ(一部サービス除く)を「大規模特定電気通信役務提供者」に指定した。この法律は、違法・有害情報の拡散を防ぐため、プラットフォーム事業者に削除対応の迅速化や運用透明化を義務付けるものだ。具体的には、削除申出窓口の設置、対応体制の整備、削除基準の公表、発信者への通知が求められる。総務省は今後も指定対象を追加検討中とし、情報流通の健全化を目指す。

ユーザー視点での懸念

この規制強化に対し、ユーザーからは「言論の自由」への懸念が広がっている。Xや5ちゃんねるでは、「有害情報の定義が曖昧」「政府の監視強化では?」との声が散見される。特に爆サイ.comのような匿名掲示板は、地域密着の自由な議論が特徴だが、過剰な検閲で投稿文化が損なわれる可能性が指摘されている。ニコニコも、コメント文化の独自性が制限されるのではと危惧するユーザーが多い。

参照情報

総務省ホームページ

総務省|報道資料|情報流通プラットフォーム対処法第20条第1項に基づく 大規模特定電気通信役務提供者の指定
総務省は、特定電気通信による情報の流通によって発生する権利侵害等への対処に関する法律(平成13年法律第137号。以下「情報流通プラットフォーム対処法」という。)第20条第1項に基づき、大規模特定電気通信役務提供者の指定を行うこととしました。
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