中東情勢の混乱による原油由来のナフサ調達難が、国民生活の基盤である水道インフラにまで影響を及ぼし始めている。福岡県飯塚市では、水道管更新工事の入札が中止される事態に発展した。
西日本新聞(5月17日付)によると、中東情勢悪化に伴うナフサ価格の高騰と品薄状態が深刻化。特に水道管の材料として使われるナフサ由来資材の価格が急騰し、一部で入手困難に。飯塚市は老朽水道管の更新工事を計画していたが、施工業者から「資材価格が上がり続け、採算が取れない」との声が上がり、先月告示した2区画の入札を17日に入札中止に追い込まれたという。他の自治体からも「今後の供給不足を懸念する声」が相次いでいる。
老朽化した水道管の更新は全国的に急務とされており、漏水による道路冠水などの事故が頻発している状況下でのこの影響は、無視できない現実だ。こうした中、X(旧Twitter)でひろゆき氏(@hirox246)がこの問題を大きく取り上げ、強い危機感を表明した。
ひろゆき氏の投稿
ナフサ不足による問題が現実に起きてるのに、頑なに認めない政府と信者って凄いよね。『ドント・ルック・アップ』という隕石が落ちてくるのが見えてるのに、上を見ない事で認めない人達のコメディ映画を思い出したおいらです
ひろゆき氏は、政府が「全体としてはナフサは足りている」「目詰まり」などと説明している一方で、現場では実際に工事入札中止という形で影響が出ている現実を指摘。映画『ドント・ルック・アップ』(地球に迫る隕石を無視する人々を描いた風刺コメディ)を引き合いに出し、政府・支持層の「現実逃避」を痛烈に批判した。
この投稿は4時間で37万インプレッション、8,000件超えの「いいね」を集めている。リプライでは、
・「ナフサは足りている。私に恥をかかせるなと言ったよね」
・“今更やめられないという結論に至った”病がますます酷くなっている。これは高市内閣だけでなく、支持者も同じように思う。生活必需品もじわじわと影響を受け始めてるよ?支持者だけでも、認めて早く楽になっちゃえよ。君たちもある意味、被害者の一人なんだから。(自民党に投票したことは許せないけどね)
・ナフサは十分にあるという建前だから、影響が出ていても何もしない。まずい状況ですね。
・まさに『ドント・ルック・アップ』の世界。現実の供給危機から目を背けても問題は解決しないのに。現場の悲鳴より都合の良い現実を信じたい層が多すぎて絶望します。一刻も早い現実的な対策が必要ですよね。
といった声が相次ぎ、政府の危機認識に対する不信感が広がっている。一方で、政府側は「総量としては確保できている」「買い占めや流通の目詰まりが原因」との立場を崩していない。しかし、飯塚市のような実例が報じられる中、「問題を認めない」姿勢が逆にパニックや買い占めを助長するのではないかとの指摘も出始めている。
ナフサ不足はすでに生活に影を落とす段階
食品トレー・ビニール袋の品薄、包装資材の入荷制限など、ナフサ由来製品の影響はすでに複数の現場で確認されている。水道管という「生活の根幹インフラ」への影響は、単なる資材問題を超えた深刻な事態と言える。
jmaxnews.comでは、今後もナフサ調達問題の推移を注視していく。政府は一刻も早く現場の実情を直視し、具体的な対策を講じるべきではないか。
(情報元:西日本新聞、47NEWS、ひろゆき氏X投稿ほか)

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