内容
TPP(環太平洋経済連携協定)とは何なのか。加盟国間の関税を撤廃し、自由貿易を促進するという通り一遍の説明の裏側で、グローバリズムは世界各地で深刻な状況を引き起こしている。
日本のみならず、米国の国会議員ですら内容を知ることができないまま、参加国は妥結に向かって不気味に邁進させられてきた。
今後、日本はどうなっていくのか。民主党政権時のTPP参加表明の舞台裏から最新の交渉状況まで、元農林水産大臣である著者が、世界各国の関係者と連携して暴く秘密交渉の正体。リークした知的財産権の章(抄訳)も収録!
著者について
山田正彦(やまだまさひこ)
1942年長崎県五島生まれ。早稲田大学第一法学部卒業。元農林水産大臣。弁護士。
司法試験合格後に五島で牧場を経営。次いで法律事務所設立。
1993年衆議院選挙に初当選、2012年まで5期15年を務める。
民主党次の内閣ネクスト農林水産大臣、ネクスト厚生労働大臣、衆議院農林水産委員会委員長などを歴任。
2009年政権交代し民主党鳩山内閣で農林水産副大臣、菅内閣で農林水産大臣。
その間念願の農業者戸別所得補償を実現する。
TPPに反対し先頭に立って活動、現在に至る。
登録情報
- 出版社 : 竹書房 (2013/11/28)
- 発売日 : 2013/11/28
- 言語 : 日本語
- 新書 : 251ページ
- ISBN-10 : 4812497736
- ISBN-13 : 978-4812497739
- 寸法 : 10.9 x 1.4 x 17.4 cm
人気記事