【書籍】科学という名の信仰 新型コロナ「ワクチン」政策を問う 単行本(ソフトカバー) – 2024/10/18 福島 雅典 (著)

書籍
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内容

新型コロナ政策のワクチン国内総接種回数は4億36193341回(24年4月)。接種後副反応や死亡例が多発しているが国・メディアは沈黙している。本書は今回のワクチン政策を科学的に検証し、科学立国としての政策の在り方を提言するものである。内容は全て科学論拠・学術論文に基づいており、「反ワク」論とは別物である。

目 次

 はじめに

序 章 日本の「ワクチン」政策を問う
 科学・技術立国とは相容れない現実
 温故知新
 「ワクチン」政策の実態
 検証のポイント

第一章 「ワクチン」接種後死亡の現実
 私が意見書を書いた3人のケース
 ケース1:2回目接種5日後、心不全で死亡
 予防接種健康被害救済制度適用認定
 ケース2:2回目接種翌日、大動脈解離
 Kさんの家族の思い
 ケース3:3回目接種翌朝、大動脈解離で死亡
 ケース4:3回目接種後、ヤコブ病の後死亡
 モンタニエ博士報告のヤコブ病か?
 ケース5:2回目接種後、脳出血・心筋梗塞で死亡

第二章 全世界で広がる「ワクチン」の健康被害
 知らされない未曽有の健康被害
 健康被害者と向き合う医師たち
 科学のメスを入れよ
 スパイクタンパク質症(Spikeopathy)
 全国民に「ワクチン」接種手帳を!
 私の身近な人々の場合
 身近な経験から臨床科学へ
 一筋の光明と韻を踏む医学史

第三章 繰り返される薬害
 薬害を生む構造的背景
 イレッサの薬害はなぜおこったのか
 薬害イレッサ裁判での証人証言記録に添えて

第四章 薬の有効性と安全性のバランス
 医療者としての責任の自覚
 規制の科学としての薬剤疫学
 薬物療法と因果関係
 くすりのリスク/ベネフィット
 薬剤疫学と臨床医学
 医療における意思決定
 ベネフィットの理解
 ベネフィットの正しい評価
 リスクの正しい評価
 リスク/ベネフィットのバランス
 リスク――有害反応
 ベネフィット――治療効果
 疾患のリスク、治療効果の算出
 漢方薬の問題
 薬剤疫学上の根本課題
 医薬品適正使用の問題点
 規制の意思決定
 それぞれの自律性(オートノミー)
 補遺 ワクチンの「利益がリスクに勝る」は妄言
 副作用のない薬はない

終 章 健康とは何か?――健康を守るための科学する心
 「ワクチン」でパンデミック解決は不可能
 「病気は薬で治す」という思い込み
 医学のパラダイム変換
 幹細胞療法とは?
 組織工学的治療法とは?
 細胞社会の原理を知って治療をデザインする
 これからの医療は変わる
 新しい医学・医療建設に向けて

資料編
 資料1:薬害イレッサ裁判において、大阪地裁に原告側から証拠として提出された、筆者による厚生労働大臣宛意見書
 資料2:MCIフォーラム講演録〔2023年10月6日〕

 おわりに
 謝辞

著者について

福島雅典(ふくしま・まさのり)
医学博士,京都大学名誉教授,大阪大学招聘教授.1973年名古屋大学医学部を卒業後,京都大学大学院,1976年浜松医科大学助手,1978年愛知県がんセンター病院内科医長を経て,2000年京都大学大学院医学研究科薬剤疫学教授に就任,以後京都大学医学部附属病院探索医療センター検証部教授,同外来化学療法部部長,公益財団法人神戸医療産業都市推進機構医療イノベーション推進センター(TRI)センター長を歴任.2021年より一般財団法人LHS(ラーニングヘルスソサエティー)研究所代表理事.過去40年にわたって,数百の臨床試験,臨床研究,治験の企画運営管理指導に関わり,英文臨床論文は数百を数える.専門は,トランスレーショナルリサーチ,腫瘍内科学,臨床科学.
著作等に,「MSDマニュアル プロフェッショナル版 日本語版」(総監修監訳責任),「米国NCI PDQ 日本語版」(総監修監訳責任),「NCCNガイドライン 日本語版」(総監修),『疾病征圧への道』(単著,上下巻)(創英社/三省堂刊,2019年).

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (2024/10/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2024/10/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 256ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4000616609
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4000616607
  • 寸法 ‏ : ‎ 1.88 x 12.9 x 18.8 cm
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