新潟が吹っ飛ぶ
4月21日の新潟放送によると、新潟県のコメ農家が、輸入米拡大の動きに強い危機感を抱いている。同日、新潟市で「令和の百姓一揆」実行委員会が開催され、農家たちが集結。財務省が4月15日に提言したミニマムアクセス米(MA米)の主食用拡大が火種だ。MA米は年間77万tが関税ゼロで輸入され、うち10万tが主食用、残りは飼料用や加工用に安価で払い下げられている。この提言により、77万t全量が主食用に回れば、新潟のコメ生産量(約60万t)を上回り、「新潟が吹っ飛ぶ」と農家の堀井修さん(75)は憤る。
このような状況で外国からMA米とは別で緊急輸入などと言っている小泉進次郎農相。国内のコメ農家からの批判の声が大きくなりそうだ。
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