ごぼうの党の奥野卓志代表が主催していた「子ども食堂」が、国税局の捜査対象となった。約3年にわたり新規オープン記念として、レストランの全ての料理を無料で提供していた活動が、「3年無料は怪しい」「資金洗浄(マネーロンダリング)の装置ではないか」と疑われ、段ボール箱を抱えた捜査員が雪崩れ込む事態に発展したという。
奥野氏は、子ども食堂の看板を直接掲げると、貧困家庭の子どもたちが「貧乏を隠そうとする」ため来店しにくいと判断。代わりに「新規オープン記念・無料」として運営を続け、子どもたちには無料回数券を配布していた。給食だけでは夏休みに激痩せしてしまう子どもたちのために、炊き出しスタイルではなく「レストラン」として自然に受け入れられる形を工夫していたと説明している。
そんな中、「奥野の脱税スキームに違いない」との見立てで国税が調査に乗り出したのだ。奥野氏はこれを「見せしめ」の意図があったのではないかと振り返る。

日本最高峰のシェフが怒り、国税を追い返す
国税局が強制捜査に入ったお店には驚くべき人物がいた。元ホテルオークラ総料理長の牧野昭二シェフだ。首相官邸、赤坂御所、三菱財閥最高峰の迎賓館「開東閣」の総料理長を歴任した人物で、奥野氏の子どもたちのための活動を風の噂で聞きつけ、自ら「奥野代表の元で働きたい」と訪ねてきたという。

子どもたちが食べていたハンバーグやオムレツも、実はこの日本最高峰のシェフの手によるものだった。
国税捜査員が店に押し寄せた際、牧野シェフは激怒。「何を失礼なことを言ってるんだ」「お前ら帰れ!」「奥野代表は本当に子どもたちのために無料でやっているんだ!」と凄まじい剣幕で国税を追い返した。
牧野シェフと共作した「思い出のカレー」——無農薬野菜で完全栄養食を目指して
そんな牧野シェフとの共同開発作が、奥野氏イチオシのレトルト野菜カレーだ。イチロー氏が週3で食べ、天皇陛下の執刀医・天野篤先生が「神様に生かされているからカレーが必要な栄養素に変わる」と週5でレトルトカレーを食べ続け、手術を連日こなすエピソードに感銘を受けた奥野氏は、「日本を代表するスペシャリストにも愛されるカレー」「レトルトでも完全栄養食」を作ろうと決意したのだった。
- 小麦粉不使用、無農薬玄米粉でとろみ
- 8種類の無農薬野菜でルーを作る
- 漢方の王様・生姜入りで食べ終わりに体がポカポカ
- 塩はヒマラヤ岩塩、油はエキストラバージンオリーブオイル

開発では神田のカレー街を食べ歩いたが、大食漢の奥野氏が油の質で胃腸を痛め、ハシゴができなくなった経験から「油が悪いと天ぷら後の気持ち悪さと同じ」と気づき、徹底的にこだわった。スタッフ14人の給料を払い続けながら、内装に1年4ヶ月かけた銀座一徳の立ち上げ同様、とことん時間をかけた末に完成した。
アレンジも自由。季節の野菜をオリーブオイルで炒めたり、きのこをバターで、納豆を入れたり。5分調理で「ステージ上のマジシャン」になれると自負する。奥野氏自身は週5で食べ続け、「さっき食べたのにまた食べたくなる」と語る。芸能人からも「カレーある?」と週3でLINEが来るほどの人気だったという。
健康と玄米への想い——販売再開の背景
奥野氏は過去に開発した「ウイルスブロック飴」がYouTuberヒカル氏の紹介で爆売れしたものの、厚生労働省から販売中止を命じられ、腹いせに420万個を保育園・老人施設に無料寄付したエピソードも明かす。「忙しい時ほど体に良いものを」「パン食ではなく米を、特に玄米を」との想いを込めて開発した。
昨年3月に紹介した青汁が7ヶ月待ちになった教訓から、有料note限定で発信していたが、今回は生産調整可能な自社製品としてXとInstagramで久々に紹介。神田の「きのこカレー」が1600円だったことにちなみ定価1600円だが、原価率60%近くで一般流通不可。初回ロット5000個限定で、売り切れ次第終了。一つから購入可能。
商品ページ:https://smile21.jp/products/yasaicurry_set/「1週間に1回でも良い。日本人が無農薬玄米の素晴らしさを思い出しますように」奥野氏の投稿は、子どもたちの貧困支援への情熱と、健康志向の強い食へのこだわりが交錯した、長文の熱い想い綴りだった。

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