小泉米の闇、流通関係者「実際にはカビ検査を一切、行っていない業者もある」備蓄米カビ検査ナシで食の安全危機、20社調査で衝撃の事実

社会
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小泉進次郎農林水産相(44)が推進するコメ改革が注目を集める中、備蓄米の放出をめぐる新たな問題が浮上している。

「週刊新潮」が大手小売20社に実施した独自調査で、備蓄米のカビ検査が不十分なまま流通している可能性が明らかになった。関係者からは「カビ検査を一切行っていない業者もある」との声が上がり、食の安全への懸念が高まっている。

この問題は、小泉氏の改革のスピード感が裏目に出た形だ。一方で、小泉氏はコメ担当大臣としてメディアで存在感を示し、「次の首相にふさわしい人」として高市早苗前経済安保相を抑え1位に浮上。昨年の総裁選での失地を回復し、都議選でも応援弁士として引っ張りだこだった。

しかし、6月22日の都議選では自民党が裏金問題や2万円給付金公約への不満から過去最低の21議席に終わり、7月20日の参院選の前哨戦として厳しい結果に。政治部デスクは「参院選のウリは小泉農水相だけ」と指摘するが、日米関税交渉の暗礁や党内での孤立も囁かれ、小泉氏の改革と政治的影響力は大きな試練に直面している。

参照情報

「カビ検査を行っていない業者もある」 “小泉米”の検査の実態について小売20社に尋ねてみた驚きの結果(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース
コメをめぐる一連の改革で時の人となっている小泉進次郎農林水産相(44)。しかしそのスピード感ゆえに、放出された備蓄米に新たな不安が――。必要とされる「カビ検査」が行われないまま流通してしまっている
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