ホワイトハウスでの会談から方向を180度転換
3月5日、ゼレンスキー大統領は自身のXで次のとおり述べました。ホワイトハウスでのトランプ大統領との会談から一転し、和平交渉の座につく形となりました。
「金曜日にワシントンD.C.のホワイトハウスで行われた私たちの会談は、本来あるべき形で進みませんでした。このような結果になったことは残念です。今こそ状況を正す時です。今後の協力とコミュニケーションが建設的なものになることを願っています。」
「鉱物資源と安全保障に関する協定について、ウクライナはいつでも、どのような便利な形式でも署名する準備ができています。私たちはこの協定を、より高い安全性と確固たる安全保障の保証に向けた一歩と捉えており、それが効果的に機能することを心から願っています。」
参照情報
(日本語訳)
ウクライナの平和へのコミットメントを改めて強調したいと思います。
誰もが終わりなき戦争を望んでいるわけではありません。ウクライナは、持続可能な平和を近づけるために、できるだけ早く交渉のテーブルに着く準備ができています。ウクライナ人ほど平和を強く願っている人々はいません。私と私のチームは、トランプ大統領の強力なリーダーシップの下で、持続的な平和を実現するために働く準備ができています。
私たちは戦争を迅速に終わらせる準備ができており、最初の段階として、捕虜の解放や空での休戦――ミサイル、長距離ドローン、エネルギーインフラやその他の民間インフラへの爆撃の禁止――そして海での即時休戦が考えられます。ただし、これはロシア側も同様の行動を取ることが条件です。その後、すべての次の段階を非常に迅速に進め、アメリカと協力して強固な最終合意を結ぶために取り組むことを望んでいます。
アメリカがウクライナの主権と独立を維持するためにどれほど尽力してきたかを、私たちは本当に高く評価しています。そして、トランプ大統領がウクライナにジャベリン(対戦車ミサイル)を供与したことで状況が変化した瞬間を、私たちは忘れません。このことに感謝しています。
金曜日にワシントンD.C.のホワイトハウスで行われた私たちの会談は、本来あるべき形で進みませんでした。このような結果になったことは残念です。今こそ状況を正す時です。今後の協力とコミュニケーションが建設的なものになることを願っています。
鉱物資源と安全保障に関する協定について、ウクライナはいつでも、どのような便利な形式でも署名する準備ができています。私たちはこの協定を、より高い安全性と確固たる安全保障の保証に向けた一歩と捉えており、それが効果的に機能することを心から願っています。

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