ギャバード米国家情報長官、夫の闘病を理由に6月30日付で辞任

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ワシントン発 – トゥルシー・ギャバード米国家情報長官(DNI)は2026年5月22日、夫の深刻な病気闘病を支えるため、6月30日付で辞任することを表明した。トランプ大統領もこれを認め、後任としてアーロン・ルーカス国家情報副長官が長官代行を務めると発表した。

ギャバード氏は自身のX(旧Twitter)アカウントで、トランプ大統領宛ての辞表を公開。手紙の中で「夫エイブラハムが極めて稀な骨がんの一種と診断された」と明かし、「このような厳しい闘いに夫を一人で向き合わせながら、多忙な職務を続けることは良心に反する」と説明した。

彼女は「11年間の結婚生活の中で、夫は私の軍務、選挙活動、そしてこの18ヶ月間の国家情報長官としての職務を支えてくれた。今度は私が彼の側にいる番だ」と記し、家族優先の決断を強調した。

トランプ大統領はTruth Socialでギャバード氏の辞任を認め、「トゥルシは素晴らしい仕事をしてくれた。我々は彼女を寂しく思うだろう」と称賛した。一方で、一部メディアでは政権内での対外政策(特にイラン関連作戦)をめぐる意見の相違が背景にあるとの見方も報じられている。

ギャバード氏の経歴

  • 元民主党下院議員(ハワイ州選出)
  • 2020年大統領選出馬経験者
  • 軍歴を持つ反介入主義者として知られる
  • トランプ政権2期目で国家情報長官に起用され、米情報機関18機関を統括

今回の辞任は、2026年に入ってトランプ政権で4人目となる閣僚級の交代となる。ギャバード氏は在任中、情報共有の効率化や一部政策で独自の立場を崩さなかったとされる。

家族の健康問題を理由とした突然の辞任に、政界からは「献身的な妻としての決断」との声が上がる一方、タイミングの背景に政権内の緊張があったのではないかとの分析も出ている。

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