2026年5月11日、カルビーが主力スナック菓子の包装デザインを大幅変更する方針であることが明らかになりました。対象商品のパッケージが、従来のカラフルなデザインから白と黒の2色(モノトーン)に切り替わります。これは中東情勢の緊迫化によるナフサ(石油由来原料)の供給不足が原因で、印刷インクや関連資材の調達が不安定になっているためです。
変更の詳細
- 対象商品: ポテトチップス「うすしお味」「コンソメパンチ」「のりしお」など、計14商品(かっぱえびせんも含む主力品)。
- 開始時期: 5月25日以降の出荷分から順次適用。店頭のカラーパッケージがなくなり次第、白黒版に切り替わります。
- 理由: ナフサ高騰・不足により、インクの溶剤や樹脂が品薄。カルビーは「供給の安定化を最優先」とし、印刷色数を2色に制限して対応。他メーカーにも同様の動きが広がる可能性があります。
【変更前イメージ】

【変更後イメージ】

背景には中東情勢
中東(イラン情勢など)の緊迫化でホルムズ海峡周辺の石油供給が不安定化。ナフサはプラスチックやインク原料の基幹物質のため、食品包装業界全体に波及しています。カルビーは7月予定の新商品「サワークリーム風味」の発売中止も決定。
消費者からは「味は変わらないなら問題ないが、棚で目立たなくなる」「コスト削減の工夫か」との声が上がっています。一方で、供給安定のための苦肉の策として理解を示す意見も。
カルビーは12日にも正式発表する見通しです。日常のスナックが直撃を受ける中東情勢の影響が、ますます身近に感じられる出来事となりました。jmaxnews.com では引き続き、企業対応や消費者影響を追跡報道します。

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