10月23日、原口一博衆議院議員が、日本へ27日〜29日にかけて来日予定のトランプ大統領に向けて緊急メッセージを自身のSNS上で発信しました。原口氏はトランプ大統領へ声が届くよう動画の拡散を呼びかけています。トランプ氏に宛てた動画メッセージのポイントを解説いたします。
「ディープステートと戦う唯一の希望」― なぜトランプを支持するのか?
原口一博議員は、自身が2016年の大統領選挙以来のトランプ支持者であると明言しています。トランプ氏を強く支持する背景には、アメリカの民主主義に対する深刻な危機感がありました。
原口氏の見解によれば、かつて学んだ自由で平和なアメリカは「ディープステート」に乗っ取られ、大統領選挙は東西海岸の「大金持ち」によって左右される状態にありました。しかし、2016年のトランプ氏の勝利は、普段は政治の表舞台に立つことのない人々、既得権益者が「オーバーフライトの人たち」と差別用語で呼ぶ人々、つまり「東と西の間を飛ぶ飛行機の下にいる人々」による静かな反乱でした。
さらに原口氏は、ディープステートが自らの利益のために「自作自演の戦争」を起こしていると主張します。原口氏は、国のために戦地へ赴いた米兵の友人たちが「帰ってくる時はボディバッグで帰ってくる」という悲劇を目の当たりにしてきました。トランプ氏はその流れを断ち切る「戦争をしない大統領」という唯一の希望として映ったのです。
「ワクチンが癌の原因」― 自身の身体で起きた衝撃の事実
原口議員のメッセージは、国際政治への懸念だけでなく、彼自身の壮絶な闘病体験に深く根差しています。原口氏は海外渡航のためにワクチンを3回接種しましたが、そのうち2回は後に「死のロット」と呼ばれるものであったと述べています。
その後、原口氏は「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」という、命に関わる希少な血液のがんを発症しました。この主張の核心は、自身の癌細胞を詳細に調べた結果にあります。そこから発見されたのは「コロナワクチン由来のスパイクタンパク(Sタンパク)」でした。そして決定的なのは、彼の体内にはNタンパクが全く存在しなかったことです。原口氏の説明によれば、Nタンパクが体内に存在しなかったことは、コロナウイルスに一度も自然感染していないことを証明しており、癌の原因となりうるSタンパクの由来がワクチン以外にあり得ないことを示しているのです。
この過酷な経験を通して、原口氏は自らの使命を次のように語っています。
神様は私に国会議員としての地位と、それから癌というものと、そして癌の原因を調べるというこの3つをくださいました
「これはプランデミックではないか」― 故・安倍晋三氏と交わした会話
この問題は、原口議員一人の懸念ではありませんでした。彼は生前の安倍晋三元総理と、メッセンジャーRNAワクチンについて衝撃的な会話を交わしたと明かしています。
二人はこのワクチンを単なる医療問題としてではなく、生物兵器としても使用されうる「危機管理の問題」(デュアルユース)として捉え、強い懸念を共有していました。さらに議論は、「最初にウイルスありきではなく、ワクチンありきだったのではないか」、つまりこれが計画されたパンデミック、いわゆる「プランデミック」である可能性にまで及んだといいます。
原口氏によれば、この懸念を受けて安倍氏は担当大臣に調査を指示しました。しかし、その動きは無に帰したと彼は語ります。「砂漠の…雨が染み込むように…巨大な官僚機構そして巨大な製薬会社…に吸い込まれていってしまいました」。二人の危機感は、巨大なシステムの中で静かに消されてしまったのです。
「自己増殖する忍者ワクチン」― 次なる脅威への緊急警告
原口議員は、現在進行形の脅威として、新しいタイプのワクチン「レプリコン」に緊急の警告を発しています。原口氏はこのワクチンを、2つの特徴から「忍者ワクチン」と呼んでいます。
- 分身の術: 自己増殖型(マルチアンプリファイ)であり、体内で自ら増え続ける性質を持つ。
- 変化の術: 体内で増殖する過程で、変異する可能性がある。
続いて、このワクチンの長期的な人体への影響は全く分かっていないと指摘。さらに、接種者から未接種者へ影響が及ぶ可能性のある「シェディング(伝播)」の問題も、複数の論文で指摘されていると述べています。原口氏はこの問題について、日本人だけに留まらず、日米同盟のもと日本に駐留する米軍関係者や多くの米国市民にも関わる、国家間の安全保障問題であると訴えています。
「もうこれ以上、犠牲者を出せない」― トランプ氏への魂の嘆願
原口議員がトランプ氏に助けを求める最大の理由は、日本で起きている深刻な「超過死亡」です。戦争でもないのに、原因不明のまま膨大な数の日本人が亡くなっているという現実に、強い危機感を抱いています。
「mRNAワクチン中止を求める国民連合」と「ゆうこく連合」の調査では、2,800万件のデータを分析した結果、ワクチン接種後120日での死亡が最も多かったと報告されています。原口氏は、妊婦や5歳未満の子供にワクチンを接種する理由は「全く見つかりませんでした」と付け加えています。
原口氏は、現在の岸田政権はバイデン政権やディープステートと一体化しており、この流れを国内の力だけでは止められないと考えています。だからこそ、ディープステートと戦ってきたトランプ氏の力が必要なのだと訴えるのです。
「これはある意味、内なる戦争です。この戦争に私たち日本人は負けるわけにいきません」という彼の言葉は、単なる陳情ではなく、国家の存亡をかけた魂の叫びです。
私たちに投げかけられた問い
原口一博議員の訴えは、一個人の壮絶な体験から始まり、ワクチン行政、国際政治、そして見えない敵との戦いへと繋がっていきます。原口氏のメッセージは、現代社会が直面する医療、政治、そして言論の自由といった、根源的なテーマを私たちに突きつけています。
一人の政治家の必死の訴えは、陰謀論として片付けられるべきものなのか。それとも、私たちがまだ知らない巨大な真実の一端を示しているのか。真実が何であれ、これからの世界をどう生きるべきか、私たちは問われているのかもしれません。


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