国際ジャーナリスト・我那覇真子氏「ホームタウン構想という言葉遊びに我々は騙されてはいけません」「現代の弾は物理的な弾もありますけど人という形でやってくるんです」

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国際ジャーナリストの我那覇真子氏は、国連の国際移住機関(IOM)が実施している活動について、単なる人道支援ではなく、国を内側から侵略する戦争の体系であると批判しました。

我那覇氏は、米国とアジアの国境問題を追う中で、世界中から米国を目指して押し寄せる人々の移動を支援しているのが国連のIOMであると指摘。特に、パナマとコロンビアの間にあるジャングル地帯(不法移民や侵略者が徒歩で通行する場所)で活動するIOMの具体的な行動について実態を明らかにしています。

アメリカへの移住を目指す過程で通過するジャングルでは、ギャングやカルテルが蔓延っています。そこでは多くの女性がレイプされるという深刻な状況が発生しているにもかかわらず、人道支援を訴えるIOMがとった行動は、危険な場所への立ち入りを止めることではなく、女性たちに「レイプキット」を配布することでした。

我那覇氏が確認したこの黒いカバン(IOMと表記)に入っていた中身は、女性用装着具、そして襲われた翌日に飲めば妊娠を防ぐための「モーニングアフターピル(緊急避妊薬)」、および中国製のような安価な笛でした。

我那覇氏は、本来、人道支援であれば危険だから行かないよう警告すべきであるにもかかわらず、IOMは「襲われても大丈夫なように」キットを配ることで、人々を「どんどん前に行かせる」役割を果たしていると解釈しています。これにより、多くの女性が命を落としており、中には妊娠中の女性が撃たれる事例もあったとしています。

我那覇氏の視点では、IOMは国際機関としてではなく、「兵站(へいたん)」を担う集団と見なすべきであり、現代の戦争では「人という形」で弾(たま)がやってくるとし、彼らの正体が移民を使った戦争、侵略であると指摘しています。我那覇氏は、日本人が拝んでいるような国連機関がこのような恐ろしいことをしていると警鐘を鳴らしました。

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