人気シンガーソングライターのGACKTが、2025年7月7日付の東京新聞記事を引用し、TOEIC試験での大規模な替え玉受験事件に対し、Xで怒りを爆発させた。803人もの不正受験疑惑が浮上したこの事件に対し、GACKTは「最悪だよ、こういうのは」と強い不快感を示し、試験の価値と信頼を損なう行為だと非難。努力する受験者を踏みにじる「チーター」たちに、実名公表という厳しい対応を求める投稿が話題を呼んでいる。
東京新聞によると、中国籍の京都大学大学院生が「建造物侵入の疑い」で現行犯逮捕された。この事件では、過去2年間で803人が同じ住所から申し込むなど不正受験に関与した疑いが判明。主催団体はスコア無効化や5年間の受験資格剥奪を決定したが、GACKTはこれに留まらず、「チーターも利用した者も実名を公表すべき」と主張。この提案がしばらく議論を巻き起こしそうだ。
「TOEICの信頼を台無しにする行為は許せない」と語るGACKTの投稿は、正直に努力する人々への敬意と、不正への強い憤りを反映。ファンや受験者からも共感の声が上がる一方、厳罰化の議論を一層加速させそうだ。GACKTのこの発言は、不正撲滅に向けた社会の意識を高めるインパクトを与えている。
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