GACKTさんから優しいメッセージが届きました。「知・覚・動・考」「とも・かく・うご・こう」です。休み明けの月曜日の朝など憂鬱な気分になりがちですよね。悩んでいても解決しない、とにかくやってみよう、そんな気分になれる言葉です。
GACKTさんによると
今日はボクの好きな言葉「知・覚・動・考」について書いてみる。
これは、ボクが昔から大切にしている言葉で自分が変わるきっかけになった言葉でもある。
昔、この《知・覚・動・考》という文字をメンターが目の前の紙に書き、「人間の基本行動で一番大切なことはなんだと思う?」と質問された。
当時のボクは「考えること」が何より大切だと思っていた。
その紙の文字に一つ一つ指をさしながら彼が言った。
「答えはもう目の前に書いてあるよ。【とも・かく・うご・こう】だ」と。実際に考えたことをすぐに行動に移せる人は少ない。
当時のボクだってそうだった。動かない言い訳を常にどこかで作っていた。
何かを始めるとき、それが困難であればあるほど考えることや悩むこと、躊躇も多くなる。
頭が良ければ良いほどリスク・メリット・デメリットをこねくり回し、現状維持に甘んじる。知って覚えて考えて…というパターンを何度も繰り返している内にどんどん動きが遅くなり、億劫になる。
ネガティブな結果のイメージが大きく膨らんでくる。
そのうち「動かない方がいいんじゃないか?」「動いても無駄なんじゃないか?」と思うようにもなり、行動できなくなってくる。もちろん、動かなければ結果など出るわけがない。
他人の失敗する様子を見て、「あー、動かなくてよかった」と正解を出した気にさえなってしまう。だが、実際に結果を出せる人は常に動きながら考える。
動くことでしか変化は得られない。いい反応がある時、悪い流れを感じる時も常に動きながら考える。修正点を見つけ出し、とにかくリトライする。
深く考えるのは1日の終わりを迎える時。つまり寝る前だ。
それまでは行動を止めず、動きながら頭もフル回転させる。どうやれはいい結果が少しでも出るか考えながら、決して足は止めない。簡単な様で実際は、とりあえず行動することを癖づけない限り、行動力は下がってくる。何よりもまず動くことを常に意識し、チャレンジファーストの思考が大切だとボクは考えている。
もちろん、行動だけではダメだ。
上手くいかない時は動きながらも深く考え、分析しなければならない。
だが、その前にほとんどの人は考えるだけで動かなくなる。行動できるチカラがつけば必ず人生は変わる。行動すれば多くの味方も現れる。
知・覚・動・考。
結果を求めるのはそれからだ。
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